原因はというと「システムテストの期間設定の認識のズレ」です。
今回のシステムはマテハン系システムとERPアプリケーションが連動するのですが、この際に設定するシステムテストの期間を決める打合せです。
マテハン系のプロマネは、ERPとの接続で、システムテストの期間を5日間で見積もっていたのですが、アプリケーション系のプロマネは全てシナリオが完了する必要があり、最低でも3週間は必要との事でした。
マテハン系のプロマネは「何故、そんなに長期間必要か理解できない」といい、アプリケーション系プロマネは「何故、そんな短期間で検収できるのかわからない。会計接続する際に責任取れない」という。
最終的には「業界の違い」としてお互い認識して落ち着きました。ここで言う、「業界の違い」ですが、マテハン系のシステムは、ハードウェアの標準規格がない(?)ので、一般的に組み込み系のシステムが多くなります。そのため、昔ながらの「ハードウェアで元が取れるからソフトウェアはおまけ」的な考えがあるように感じました。また、マテハン系は機械の制御が中心となるので、さほど複雑な仕様にもならないのではないでしょうか。
次にアプリケーション系のシステムは、当然、ハードウェアと言うより、開発するアプリケーションがメインなのと、システムの仕様は業務にあわせてカスタマイズが入るので一般的に複雑になります。
そのため、簡単なシステムと考えるマテハン系と複雑と考えるアプリケーション系の相違ということだったのではないでしょうか。
あ~、余計なことを考えると今日もまた眠れない日々が...
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