2007年6月11日月曜日

システム管理者とバーターって?

皆さん、バーターってご存知ですか?英語の「barter」のことです。一般的には「物々交換」「抱き合わせ」などの意味で使われるようです。

私が関係するバーターは、正式には「バーター取引」と呼ばれるもので、物々交換という意味から「ギブアンドテイク」「持ちつ持たれつ」的な使い方をします。

ここでなぜ?システム管理者にバーター取引が必要なのかというと、システム管理者ともなればシステム導入やサーバーの導入、パソコンやプリンタの一括購入など社内利用品の中でも割りと高価なものを扱うことがあります。そのため、会社としては「ただ、備品を購入したりするのではなく、バーター(取引)で持ちつ持たれつでいこう」といった考えが入ってきます。(まー当然といえば当然ですが。)

因みに私が関係した取引で一千万円を超える取引の時には決まって「バーター取引に応じるベンダー」に決まることが多いです。しかし、まれにバーター取引には応じないが、「その分を値引で」といったベンダーもあります。昨年、定価ベースで1億2千万円のサーバー群を4社で相見積をしましたが、一番安いところで4千5百万まで値引してきました。他のベンダーとの価格差は実に2千万円近くになり、このベンダーが獲得しました。

通常、これほど多額な取引の場合には、システム管理者の交渉だけでは購入は出来ないので、最終的には購買部長に打合せに出てもらって価格交渉といっしょに「バーター取引」の話をする事が多いです。

最近、プリンタの購入もバーターで決めたいと総務の連中が言ってきています。奴らはメーカー選ぶだけですから、楽で良いですよね。こっちは各マシンの設定を変更したり、使い方をマスターして教えたり、故障したら対応したり。。。。一杯やることはあります。

えらそうな総務部にブツブツ文句いってると、今夜もまた眠れない夜を迎えてしまう予感が。。。

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